【①家族旅行中でも、ポジションを持った】
1年ぶりの家族旅行
妻と中学1年の息子と一緒に、温泉旅館へ旅行に行った。
ホテルでの一番の楽しみは、ディナーバイキング。
ステーキ、すし、刺身、カニ、デザート・・・。
たくさんのメニューがあり、お酒も飲み放題だ。
温泉に入り、待ちに待ったディナーバイキング。
二人の笑顔と明るい声が、今でも忘れられない。
テーブルにつき、料理とビールを持ち席に座った直後。
スマホの通知が鳴った。
CFDの決済通知だった。
私は、すでに株や先物で資産を半分以上溶かしていた。
あっ、この資産は、へそくりで貯めていたものであって、家の
お金ではないことは言っておきます。
CFDは少額から投資できることに目をつけ、旅行に行く少し前から口座を開設し、トレードしていた。
【②雰囲気でエントリーしていた】
食事をする前に、1時間足で上昇トレンドにあることを確認。
温泉から出たときにチャート確認すると、
5分足が崩れ始めていたことから、この日最初のエントリー。
食事中に損切りの通知が来てから、穏やかではなくなった。
チャートを確認するために、お酒や料理を取りに行く。
家族から見えない位置を確認しながら、スマホを覗く。
5分足は、まだまだ下降中。
お酒を飲んでいたこともあってか、
「そろそろ戻るだろう」
と、完全に雰囲気でエントリー。
レジサポライン、上位足などは一切確認せず。
【③食事中に8回損切りした】
席に戻るなり、通知が鳴る。
損切りだ。ここまで、わずか数分。
そこからは、もうパニック。
なぜそんなことをしたのか、記憶にない。
料理を取りに行き、一人になる瞬間を作り、
チャート確認、雰囲気エントリー。
エントリーの判断するまでの時間は、10秒もかからない。
料理、損切り、エントリー。
ビール、損切り、エントリー。
デザート、損切り、エントリー。
酔っていることもあり、
ほぼギャンブル感覚でエントリーしていた。
気づいたら、逆指値に8回刺さり、
損切りのオンパレードだった。
【④失ったものはお金だけじゃない】
売買損益を確認すると、笑えないマイナスの数字。
証拠金の10%も減っていた。
自暴自棄になり、テーブルに戻っても心から笑えない。
二人に申し訳ない気持ちでいっぱいだった・・・。
こんなに二人とも楽しそうに食事をしているのに、俺は・・・。
以降は、楽しむことに専念した。
あったことを忘れるために、お酒に頼った・・・。
【⑤自分の異常さを再認識した瞬間】
トレードが自分の生活、家族の生活を侵食していた。
改めて痛感した。
相場ではなく、問題は自分にあるということを・・・。
家族のために始めた投資。
なのに、余裕資金とはいえ資産を減らし、
楽しい時間を心から楽しめていなかった。
たぶん、自分ではうまく隠していたつもりだったけど、
不自然な動きや表情で、違和感を与えていたと思う。
また一つ、自分が嫌いになった瞬間だった。


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